優先順位
自分の場合、優先順位をつけることがかなり苦手で、目の前の快楽的なものにすぐ惹かれてしまうことが多い。
例えば、好きな食べ物を見たら、自分の体重のことを気にせずに大盛りを注文してしまったり、すぐにスマホをいじって適当なゲームで時間を潰してしまったりとかだ。
自分にとって有意義である、ここのブログを更新したり読書をしたりしたいのだが、なんだかんだで他の余計なものに気を取られてしまう。
部屋の片付けも苦手だし、課題には本当の直前までとりかからない。
QBも一冊も読んでいないし、このままでは国試にすら合格できない自体になるかもしれない。
なんとかして長期的な目標を絶えず追求できるようにしないと、人生において何も成し遂げられない気がする。
このまま流されるように行動していては単なる勤務医として一生を終える気がする。
これで幸せな人もいるだろうが、私は私にしかできないことをしたい。
今はまだ将来が見えないけど、自分にとって大切なことを少しだけでも続けていけば、なにか見えてくる気がする。
そう信じて、遥か遠くを見通すように行動していたい。
未来の光度(カンデラ)
最近昔のことばかり思い出される。
今はもう会っていない人たちのことや、昔遊んだゲームのこととか。
今に満足できていないから昔のことばかり考えてしまうのだと思う。
自分の将来が明るいか暗いかで言ったら表面的な他人からの眼でみたら明るいと言えるし、主観的な眼でみたら必ずともそのようには言えない。
やはり自分が幸せが感じる度合いは主観によるものが大きい。
強制収容所に居ても自分の境遇を悲観しない人は確かにいるし、私のように衣食住不自由しなくても大して毎日に幸福を感じれない人もいる。
どのようにしたら昔の眼に宿った輝きを取り戻せるか色々考えているが、中々上手く行かない。
昔みたいに馬鹿騒ぎをしようとしても、どこかですぐ白けてしまうし、私に構ってくれる人はいない。
他人が何を考えて彼らの道を進んでいるかもよく分からない。
というか、今の状況を打破しようとしても、考えることができなくて、悩むことしかできない。
主観的な物事は冷静に考えることが難しいと思う。
私ができることは死ぬことを選択せずに、せめて今の道を消極的に進むことなのだ。
学生としての振る舞い
医師が診察する前段階としての問診が自分にとっては荷が重い。
対人関係を築くのが苦手だからだ。
相手から好意を持ってくれていれば、話しかけていくのはまだましだ。
しかし、男性には多いのだが、無愛想なペイシェントもいて、そういった人たちと接していくのは本当に気が重い。
まれにとても話したがるペイシェントもいるが、その話の遮り方も色々と神経を使ってしまって気後れして話の折りどころに困ってしまう。
相手の楽しみを奪って良いのかという気持ちが沸き上がってしまうからだ。
こういった苦労もあるが、生身の人間として接するのではなく、いわば医師としてのペルソナを身につけていけばなんとかなるのではないかとは最近考えている。
不快なことを真剣に吟味せず、目の前のオブジェクトを淡々と硝化していくという姿勢が身につけばもっと生きやすくなると思っている。
自分の性格
頭で考えた行動がきちんととれていない気がする。
こうすれば上手くいくだろうなぁと頭で考えていてても、
つい衝動にまかせて、スマートでは無い行動をとってしまい自己嫌悪が訪れる。
自分はどこかしら発達障害的な性格を持っていて、人間関係の面では不得手なのである。
いっそのこと、苦悩ばかり引き起こす人間関係なんてものを切り捨てて自分の世界に籠もろうとしようとしたこともある。
浪人生の頃は自宅で勉強していたし、実際にそのようにしようと試みていた。
勉強が一番大事だと思ってたから、他に何もなくても構わなかったし、実際に一人の世界はかなり楽だった。
しかし入学してから変わった。
何人かと話してみて、人付き合いもそれほど悪くないなという気持ちを持つようになった。
今はむしろ勉強自体がやってどうなるのかという気持ちが芽生えはじめているし、勉強以外のものを探しはじめようとしている。
自分の性格というものは極端な方向へと容易に揺れ動くものなのだ。
最近は気付いたら心に大きな穴が空いたような感じになっている。
はじめは小さい穴で認識し始めた頃は高校を卒業したくらいだった。
私の少ない知人がそれぞれ違う道を進むことについて焦りを感じ、寂しさを感じたことが原因の一部なのかもしれない。
この穴を埋めるための充填物を探しているが、中々見つからない。
人間関係がこの物質かと思ったが、必要十分条件ではないように思える。
深い人間関係がこの物質なのかも知れないが、今はその様な関係を築ける人間はいない。
昔なら焦ってなんとかしてこの状況を打開しようとしていたが、今は肝心な来るべきのために力を蓄えようと考える知恵がある。
やはり奇異な行動をとるかもしれないが、気持ちとしては落ち着いて進もうとは思っている。