医学部6年のタカパラさん。

なんて生きにくい、この世界の中で。医学生やってます。

学習された無気力からの脱出

大学に入学した頃は臆病だとはいえ、色々無茶なことをしていた。
それで上手くいかないことはたくさんあったけど、上手くいったことも一部あった。
だから差し引きで考えるとマイナスが圧倒的に多かった。

 

客観的にみると、そんなにマイナスが多かったという訳でもないと思うけど、自分の発達障害的な性格を省みると、メリットとデメリットが存在したとき、デメリットを大きく評価してしまうという特性があったから、徐々に何もしない方がいいなっていう方向に思想が固まっていった。

 

そして気がつくと、最近何を得たのか、何を学んだのかと問われて自問するとその答えは、医学の勉強以外に思い浮かばなかった。
挑戦しないと何も得られないと知ってはいたけど、ある目的のために行動しようという気力が失われてしまっていた。

 

でも最近はこういう悪い傾向が改善しつつある。
そのきっかけというのは病院見学で知り合った研修医達との出会いによるものが大きい。
彼らの話というのは簡単にまとめると、「時間は有限だし本当にしたいことに時間を割かないと、人生を浪費していると同じ」という話だった。
世間でよく言われてる当たり前のことだけど、彼らの具体的な行動や話を聞いたからか、自分の心には結構響いた。

 

そういうわけで本当に自分のしたいことを後先考えずに挑戦したいという気持ちが戻りつつある。

医師免許とるための勉強は続けるけど、それ以外にも自分が沸き立つような行動をとれる気がする。